2013年7月1日月曜日

食前酒としてにごり梅酒「鴬宿梅」を

むしむしと暑い日が続くと、食が進まなくなることがある。

梅酒の水割りを食前酒にいただくことにした。

























「鴬宿梅」という古風な響きのある名前、

熟した梅肉による濁りがある。

まろやかで深みのある味わい。

梅の実の香りと味もしっかりとある。















お菓子を包んでいた笹の葉を

眺めていたら、思いついたのが、あっさりした蒸し料理。




















鶏の酒蒸しと野菜の蒸したものを笹の上に盛り合わせた。



五色にこだわった。

「五色の短冊~」と歌われているように、

青、赤、黄、白、黒(紫)の五色にはそれぞれ

「陰陽五行」の五行の意味がある。

小さな器のなかにも、宇宙があるのだ。

教えてくださったのは、江戸懐石・近茶流の岸田甲子先生。



今回は、青シソ、パプリカ、カボチャ、鶏ササミ、ナスを使った。

ぴりっと唐辛子を利かせたポン酢でいただく。

















もう一品は、新ジャガイモをゆでて、焼いたズッキーニを添え、

練り辛子をたっぷりめに加えたツナマヨネーズをかけた、

あっさりポテトサラダ。




食欲はみるみる回復。



しかし、口当たりのよい梅酒は、食後酒にもなってしまった。

料理の方は、せっかくカロリー控え目だったのに…。

なかなかうまくいかないものである。



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