2013年8月2日金曜日

神田淡路町の新しい空間・ワテラス


JR御茶ノ水駅聖橋口から出たところに

少しゆったりと空間が生まれた。。

























おかげで、ニコライ堂の美しい姿を

じっくりと眺めることができるようになった。




















ここは「御茶ノ水ソラシティ」。

そして、さらに奥へといざなわれるように道は続く。
































ソラシティの先に、「ワテラス」という商業、文化空間が誕生していることを

今日初めて知った。















































ここはもと千代田区立淡路小学校があった場所。

芝生の上に、校歌がきざまれた石碑が立っていた。












明治から117年間、神田っ子たちが通った学校は、

平成5(1993)年に閉校になった。

さびしさもあっただろうが、

高齢化が進む地域住民たちは、街の活性化を望み、

新しい拠点づくりを受け入れた。

ビル内には、学生用の住居スペースがあり、

地域住民との交流を行うことが入居の条件だそうだ。

























ただ新しいだけではない、ただおしゃれなだけではない、

地域の在り方が試される空間なのだ。

空間はつくり、育てるものである。

やっと、コンセプトが明快な器ができた気がする。

神田淡路町のこれから、を見守りたい。




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