2013年8月2日金曜日

着物で、日比谷「ヘイフンテラス」へ


蘇州古典庭園のイメージのインテリアに

あこがれて、ずっとこの日を待っていた気がする。


今日は、日比谷のペニンシュラホテル内にある、

広東料理の「ヘイフンテラス」にランチの予約を入れ、

着物を着て出かけた。


友人と12時半に店内で待ち合わせる。


何度か足を運んでいる友人から説明を受けながら。

「点心ランチメニュー」を選んだ。



 

海老・蟹・鮑・トリュフ・チャーシューなど、

様々な素材が使われ、シャンパンともよく溶け合う上品な味付け。



実は、手元に置かれたこのシャンパンは、

「浴衣を着てご来店の方へのサービスです」。

とても美味しいシャンパンだった。










































































友人との話は尽きず、2時間たっぷりいたと思う。


満ち足りた気持ちで、ホテルを出た。

料理も、インテリアも、サービスもよく、大満足。


でも、気になったことがある。


「浴衣を着て来店された方に・・・」と言われた。


まず、

「若い彼女は、着物と浴衣の区別がつかなかったのだろうか?」

という疑問。


それから、

「このレストランに浴衣姿で来る人がいるのだろうか?」

という疑問。


私は、相手に対する敬意などを表すことができる衣服として、

いつも着物を選び、身にまとって出かける。

レストランでも、劇場でも、美術館でも。


でも浴衣は違う。

遊び着であり、くつろぐときに着るものである、と思う。


シャンパンはとても美味しかったけれど、

未だになんとなく複雑な思いである。



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