2013年8月31日土曜日

人形町のフランス家庭料理の店

今日は日本橋人形町に用事があり、出かけた。
用事を終えて、時計を見ると、ちょうどランチタイム。

以前に食した親子丼の味を思い出して
甘酒横町の「玉ひで」をめざす。




















しかし、いつものことだが、「玉ひで」の入り口は、
この暑さにもかかわらず(今日は最高気温35度)、行列ができていた。

 















ここ人形町はこの「玉ひで」を始めとする、江戸情緒を残す店が多い。
来るたびに、「楽しく歩ける街」と感じる。


伝統を感じさせる店が点在する街を歩くと、
こだわりを感じさせる、新しい店もある。
通りを挟んで向かい側にある「シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクール」は、
以前から気になっていた店である。


























今日は、この店に入ってみることにした。

ランチタイムとあって、1階はすでにいっぱい。
2階に通された。





















かつてパリ・モンマルトルで両親が経営していたカフェを、
「人形町松竹庵」の益川良雄さんとロランスさん夫妻が
お父さんの名前をつけて復活させた。

2008年4月のことである。

今日のPlat de jourは「カルボナード(仔牛のビール煮こみ」。
フランス家庭料理の素朴な味のもてなしがここ人形町で味わえて
嬉しかった。

グラスワインは、「テレス・ド・ギレム」(シャルドネ100%)、
南フランス・ラングドック地方のもの。
肉料理にも合う、しっかりとした味わい。
















ここ人形町にも、チェーン店は、やはり目立つ。
しかし、そのまにまに、古い店が頑張っている。

すき焼き屋、漬物屋、和菓子屋など。

水天宮をはじめ神社の数も多い。

















街には、着物姿の女性が目立つ。
これも嬉しい。



































呉服関係の問屋が多いからだろう。

この街を支える人たちが、いる。


















「人形町頑張れ」
思わす、そんな言葉を口にして、この街を後にした。













お土産は「玉英堂」のわらびもち。
大きく切った三角のかたちが個性的だった。




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