東京・神楽坂「芸者新道」。
「神楽坂通り」と「かくれんぼ横丁」に挟まれた場所である。
かつて、神楽坂に芸者さんが600人も700人もいた頃、
この通りは、お座敷へ出る芸者さんたちが石畳の上をいきかい、
とても華やかな様子であったという。
しかしいつしか時が過ぎ、祭りの後のように、地味な小路になっていた。
そんな芸者新道は、ここ2~3年の間に、少し様変わりして
お店が増え、新しい華やかさが生まれたように思う。
そんな中でとても気になっていたお店、「夏目亭」。
今日は初めて、ランチで訪れた。
2011年10月に、麹町からこの場所へ移転してきた、という。
気取らない雰囲気と、職人の誇りが感じられる料理は、
古きよき文化の香りを遺す神楽坂にふさわしい。
この石畳の街に、ひとつまた楽しみが加わった。
今度は夜、ワインを愉しみに来てみたい。
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