今日9月19日は旧暦の8月15日。中秋の名月の日である、
しかも今年の名月はしっかりと満月であると
朝からニュースなどで報じられていたので、
夕方になると空を気にしている人が多かった。
そして、友人のMさんと私も。
お供えものは用意してはいなかったけれど、
見逃してはいけないような気がして、
夕方5時頃、まるで月見台のような
丸の内KITTEビル(中央郵便局ビル)の屋上から
まだまだ明るい空に月を探した。
見つけた!
クレーンでつるされているような月。
確かにまんまるお月様だ。
心地よい秋風を感じながら、テラス席で食事。
今年は格別に暑い夏だったから、
9月半ばに、秋らしい大気を感じる日がこようとは
ちょっとうれしい予想はずれだった。
急にやってきた秋らしい気候の中で迎えられた
名月の日。そわそわとした浮き立つ気持ちを
誰もが抱いていたにちがいない。
中庭からは月を拝むことはできなかったが、
帰りがけに、ビルの間に間に
現れる光り輝く月と対面しながら
歩いた。
東京駅正面の行幸通り。
東京駅と月を観賞する人々に混じって
私たちも同じ時を過ごした。
おとぎの世界に入り込んだような…
そんな幸せな瞬間だった。
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