2013年10月19日土曜日

京都・河原町「おめん」の味

奈良・慈光院で、明日開かれるお茶会のために、
今日から準備のために向かう。

京都で新幹線を降りた。
ちょうどお昼時。

さて、何かお腹に入れてから移動しよう、
とういうことになり、

思いついた京都の食は、「うどん」。
うどんといえば「おめん」でしょう、
とのK先生の言葉で行く先は決まった。












河原町店へと急ぐ。





































 

 中に入って少し待ち、2階の席に通された。


 



 




銀閣寺近くにある「おめん」本店へ初めて行ったのは
大学生の頃だった。
 
仏像に惹かれていたあの頃、
大阪にあった母の実家を宿として、
休みのたびに京都や奈良の寺を歩き回った。
 
食事に贅沢はできなかったけれど、
そんな学生でも入れた京都らしい店が「おめん」だった。
 
お金はなかったけれど、時間はあったなぁ。
 
その後30代、40代も仕事で京都へ来ることがあっても、
仕事が終わったらトンボ返りだったっけ。
 
今のように介護で時間がなくなることなど、
考えてもみなかった時代である。







 
 
食事が終わってまた京都駅へ。
大和郡山へ急がねば。
 
ほんの一瞬の京都であったが、「おめん」の味によって、
20代のころから折々に訪れた懐かしい京都の旅を、思い出すことができた。
 

















 
今回は、お茶会のお手伝い以外のことは
何も欲張るつもりはなかったが、思いがけず過ごせた豊かな時。
 
K先生の思いつきに感謝である。





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