昨日は、料理研究家・谷島せい子さんのお宅をお訪ねした。
60才を過ぎた谷島さんのご自宅は、著書の中でも紹介されている、
私たち世代にとっては、あこがれの空間。
お邪魔して実際に肌で感じたのは、
「さっぱりとした、洗いざらしの木綿の気持ちよさ」。
お料理もいろいろいただいたが、
どれもシンプルでありながら、オリジナリティがある。
なかでも旬のタケノコを使った、洋風の味付けが印象に残った。
今夜は自宅で、タケノコとにらめこ。
川崎市・生田の山から堀りだしたばかりのタケノコが、
湯がいた状態になっている。
シアワセなことに、土地に住む方からいただいたもの。
いままでは、タケノコというと、和風の味付けしか考えなかったが、
「洋風の味付けにしてみよう」と思った。
鷹の爪、ニンニクを炒めたオリーブオイルで、
薄切りソーセージと一緒にさっくり炒めてみた。
木の芽は刻んで入れた。
昨夜、帰りは遅くなったので、買い物はしていない。
手元にあるもので仕上げるしかない。
傍らにいる母もお待ちかねの様子だ。
2分でゆであがる細いパスタ、カッペリーニを使う。
ホウレンソウのピリ辛炒ソテーと
フライドガーリックを添えて。
結局は、いつものぺぺロンチーノ風の味付けになった。
目指した「シンプルでオリジナリティのある」料理の域には達しなかったけれど、
これまたシアワセなことに、先日会った旧友からのお土産、
「獺祭」という日本酒が、料理を引き立ててくれた。
みなさまに深~い感謝をささげつつ、
「いただきます」。
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