上野広小路にある鈴本演芸場へ出かけていった。
17時30分から始まる夜の部に
松坂屋の地下で買ったお弁当を持って入った。
神田明神下「みやび」の「平次弁当」。
夕方のサービスで1300円が1000円になっていて、
その上美味しかったので、言うことなし!
冷酒やビールを持ってきている人がちらほら目に付いた。
次回は、日本酒も忘れずに持って来よう、と思った。
落語を聴きながらちびちびと、なんて想像するだけでもいい気分。
トリは、三遊亭歌奴の「質屋蔵」。
さすがにかっちりとしたいい芸だった。
呉服商から勧められて、繻子の帯を買ってしまう
長屋のおかみさんの気持ちに共感するうち、
いつのまにか、自分自身も江戸の町衆になっている。
登場人物たちの顏までも浮かんでくるから
落語という話芸はすごい。
江戸時代にワープできる、この空間は、なんとも気持ちがいい。
終了は20時40分ごろ。
夜風が気持ちのいい季節、お腹も心も程よく満たして、
家路についた。
落語、また聴きたい。
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